豊胸って、やったほうがいいのでしょうか。そう考えたのは、今に始まったことではないかもしれません。たとえば、夏休みにプールに行ったとき。ナイスバディの友だちは派手なビキニで胸に谷間を作って、男性の熱い視線を集めているというのに、何のふくらみもないわたしといえば、スクール水着のようなワンピースしか着られないし。女性なのですから、もっと注目されたいものですよね。どうにかしないといけません。
それに、イヤな思いをしたことはまだあります。たとえば、友だち数人と温泉旅行に行ったときのこと。脱衣場でちらりと友だちのバストを盗み見したら、みんなの大きいこと。それに、形だって立派です。それにひきかえ、わたしはというと。見事なまでに真っ平らなのです。これは、本当にどうにかしなくてはなりません。そういう出来事が重なっていって、豊胸をしようという思いが日増しに強くなっていったのでした。
とはいうものの、どうやったらバストは大きくなるのか。牛乳をたくさん飲んだって効き目はないし、サプリを飲んでもダメ。バストアップのためのエクササイズにも挑戦しましたが、一向に効果は表れません。そこで思いついたのが、豊胸の施術を受けるということでした。豊胸の施術を受けるとなると、美容整形に行くのが一番。美容整形で豊胸の施術を受けるべく、さっそくどういう美容整形がいいのかをリサーチしてみることにしたのでした。
ほとんどの美容整形で、豊胸の施術をしているということが分かりました。といっても、いろいろな施術の方法があるようなので、事前にドクターのカウンセリングを受けて、その人に合った方法を探していく必要がありそうです。確かにそうですよね。人それぞれ顔が違うように、バストだって変わってきます。だから、豊胸の施術方法も人によって違います。きれいなバストにするためには、ちゃんと話し合わなければなりません。
もうすぐ、わたしは豊胸の施術を受けるのです。コンプレックスといってもいい、小さなバストにサヨナラできると思うと、ワクワクしてきます。洋服だって水着だって、今までと違った女性らしいものを着られるようになります。春が近づいてきて、胸もふくらんできているのです。